訪問看護向けAIチャットボットとは、訪問看護ステーションのホームページやLINEに設置し、対応エリアや利用料金・サービス内容といったよくある質問への回答と、新規相談・問い合わせの一次受けを24時間自動化するツールです。
訪問看護ステーションは過去最高の数まで急増し、参入も廃止も過去最多という競争の時代に入りました。看護師が訪問に出ている間の電話に出られず相談を取りこぼす課題を、チャットボットの一次受けで補えます。医療的な判断は看護師・主治医が担い、受付や案内を自動化します。費用は月額数千円〜数万円が目安です。
目次
訪問看護向けAIチャットボットとは(定義)
訪問看護向けAIチャットボットとは、訪問看護ステーションのホームページやLINE公式アカウントに設置し、対応エリアや利用料金・サービス内容・利用開始までの流れといったよくある質問への回答と、新規相談や問い合わせの一次受けを24時間自動化する会話型ツールのことです。
訪問看護の新規相談は、ご本人やご家族、ケアマネジャー、病院の退院支援担当など、さまざまな立場の人からさまざまな時間に寄せられます。しかし看護師が訪問に出ている間は電話に出られず、折り返しの間に他のステーションへ相談が流れてしまうこともあります。チャットボットなら、対応エリアや料金などの定型的な質問に24時間その場で答え、相談の一次受けを担えます。医療的な判断や個別の相談は看護師・主治医が対応します。
なぜ今、訪問看護に問い合わせ自動化が必要なのか
訪問看護ステーションは、過去最高の数まで急増しています。
全国訪問看護事業協会の調査では、2024年の稼働ステーション数は1万7,329カ所で、前年から12.3%(1,632カ所)増え、過去最高となりました。事業所が増えるほど、新規相談をめぐる競争は激しくなります
参入だけでなく、廃止も過去最多です。
同じ調査で、2023年度の新規開設は2,437カ所(前年比23.8%増)だった一方、廃止は701カ所、休止は291カ所と、いずれも過去最多でした。数が増える中で選ばれ続けるには、新規相談を確実に受け止める体制が欠かせません
訪問中は、電話に出られません。
楽天コミュニケーションズの調査では、電話対応業務のある中小企業の64.4%が「電話対応に課題がある」と回答しました。看護師が利用者宅を訪問している時間帯の電話は、そのまま取りこぼしてしまいます
相談は、時間帯を選ばずに届きます。
ご家族が仕事の合間や夜に情報を集めたり、退院前の限られた時間で相談先を探したりと、問い合わせのタイミングはさまざまです。その瞬間に対応エリアや料金へ答え、相談へつなげられるかどうかが、新規利用者の獲得を左右します。

「ステーションは過去最高の1万7,329カ所 × 廃止・休止も過去最多 × 訪問中は電話に出られない × 相談は時間帯を選ばない」——これらが重なった結果、対応エリアや料金の質問に24時間答え相談へつなぐチャットボットが、訪問看護ステーションで有効な選択肢になっています。
電話・問い合わせフォームとの比較

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| 電話対応 | 問い合わせフォームのみ | AIチャットボット | |
|---|---|---|---|
| 営業時間外・訪問中 | 不可(機会損失) | 受付は可・即答は不可 | 24時間 即時対応 |
| 対応エリア・利用料金の質問 | 都度口頭で回答 | 自動返信のみ | 定型質問に即答 |
| サービス内容・利用の流れの案内 | 電話がつながれば対応 | 基本できない | 条件を聞いて案内 |
| 新規相談・問い合わせの一次受け | 電話番号のみ | 送信して待つ | その場で一次受け・担当へ |
| 月額費用の目安 | 人件費に含む | 無料〜フォーム利用料 | 数千円〜数万円 |
※AIチャットボットは看護師による相談や医療的な判断の代替ではなく「新規相談の一次受け」です。症状や医療に関わる相談は必ず看護師・主治医が対応し、対応エリア・料金・利用の流れなどの定型対応と相談への誘導をチャットボットが担う、という併用が現実的です。
訪問看護での活用シーン
- 対応エリアの確認 — 地域を聞いて、訪問可能なエリアかどうかを自動で案内
- 利用料金・保険の案内 — 医療保険・介護保険の対象や自己負担の目安など、よくある質問に回答
- 利用開始までの流れの説明 — 相談から契約・初回訪問までの流れを24時間案内
- 新規相談・問い合わせの一次受け — ご家族やケアマネジャーからの相談を受け付け、担当者へつなぐ
失敗しない選び方のチェックポイント
- 相談受付・予約と連携できるか — 会話から相談の予約や折り返し依頼まで運べるか。既存のフォームや台帳とつながるかを確認します
- 医療・介護に配慮した会話設計 — 症状の相談は看護師へ確実に引き継ぐなど、安全に配慮した設計にできるか
- LINEで動くか — ご家族やケアマネジャーが使いやすいLINE上で、問い合わせから相談予約までできるか
- 運用を任せられるか — シナリオ作成と公開後の改善を事業者が代行してくれるか
- 費用体系 — 初期費用・月額・追加費用の有無
よくある質問(FAQ)
Q. 問い合わせフォームがあれば、チャットボットは不要では?
A. 役割が違います。フォームは送信して返信を待つもの、チャットボットはその場で対応エリアや料金の疑問に答え相談へ誘導するものです。即答できる分、他のステーションへ相談が流れるのを防げます。
Q. 症状や医療の相談にも答えられますか?
A. 症状や医療に関わる相談は、必ず看護師・主治医が対応します。チャットボットは対応エリア・料金・利用の流れなど一般的な案内に限定し、医療的な相談は担当へ引き継ぐ設計にします。
Q. ケアマネジャーや病院からの相談にも使えますか?
A. 使えます。対応エリアや受け入れ状況、連絡先などの一次案内を自動化し、担当者へつなぐことで、多方面からの相談の取りこぼしを防げます。
Q. 自社に専任の担当者がいなくても運用できますか?
A. サービスによります。運用代行型(フルマネージド)を選べば、質問リストの整理から公開後の改善までを事業者に任せられます。
まとめ: 訪問中も夜間も、新規相談を取りこぼさない
訪問看護ステーションは過去最高の数まで増え、参入も廃止も過去最多という競争の時代に入りました。選ばれ続けるには、ご家族・ケアマネジャー・病院からの新規相談を確実に受け止めることが欠かせません。看護師が訪問に出ている時間帯や夜間の問い合わせを電話だけで受けきるのは困難です。対応エリアや料金の質問に24時間答え、相談へつなぐAIチャットボットは、訪問看護の新規獲得を支える「もう1人の受付」です。
北陸(福井・石川・富山)で訪問看護ステーションの問い合わせ対応をお考えなら、シナリオ構築から公開後の改善までを代行する運用代行型(フルマネージド)「LIENS BOT」をご検討ください。LINE公式アカウントでそのまま動き、14日間の無料トライアル(クレジットカード登録不要)で、自社の問い合わせがどこまで自動化できるかをお試しいただけます。
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出典一覧
- 全国訪問看護事業協会「訪問看護ステーション数 調査結果(2024年)」(稼働1万7,329カ所・過去最高・前年比12.3%増/新規開設2,437・廃止701・休止291はいずれも過去最多)
- 楽天コミュニケーションズ「中小企業の電話対応に関する実態調査」(2023年・電話対応に課題64.4%)
チャットボットは地域の補助金・業種特性によって最適な使い方が変わります。都道府県別のAIチャットボット導入ページでは、各地の支援制度や業種別の会話デモを紹介しています。