大学・専門学校向けAIチャットボットとは、大学・短大・専門学校の公式サイトやLINEに設置し、オープンキャンパスの予約、入試方式・学費・奨学金・寮などのよくある質問への回答、資料請求や出願前相談の一次受付、在学生の履修・証明書・手続きといった定型問い合わせへの対応を24時間自動化するツールです。
18歳人口が半減し、私立大の半数超が定員割れするなか、受験生や保護者はオープンキャンパスや入試情報を夜間・休日にWebで調べて問い合わせます。担当部署(入試広報)に電話が集中する繁忙期こそ、チャットボットが24時間の一次受けとして取りこぼしを防ぎ、資料請求・予約・相談へ確実につなぎます。費用は月額数千円〜数万円が目安です。
目次
大学・専門学校向けAIチャットボットとは(定義)
大学・専門学校向けAIチャットボットとは、大学・短大・専門学校の公式サイトやLINE公式アカウントに設置し、オープンキャンパスの予約、入試方式・学費・奨学金・寮・就職といったよくある質問への回答、資料請求や出願前相談の一次受付、在学生の履修・証明書・各種手続きといった定型問い合わせへの対応を24時間自動化する会話型ツールのことです。
受験生や保護者の学校選びは、Webでの情報収集から始まります。学部・学科、入試方式、学費、奨学金、寮の有無、就職実績——こうした疑問を調べ、そのまま問い合わせに至ります。しかし問い合わせが集まるのは、高校の授業が終わった夜間や休日、そして出願・オープンキャンパスの繁忙期。入試広報の担当部署に電話が集中し、つながらなければ受験生は別の学校へ関心を移してしまいます。チャットボットなら、こうした質問に24時間その場で答え、オープンキャンパスの予約や資料請求、出願前相談へつなげられます。入学後も、在学生の定型的な問い合わせを一次対応し、学生課の窓口業務を軽くできます。
なぜ今、入試広報・学生対応の自動化が必要なのか
進学の母数が、大きく縮んでいます。
中央教育審議会の資料によると、18歳人口はピークの1966年の約249万人から2023年には約110万人へと半減し、2040年には約82万人まで減る見込みです。限られた受験生に確実に情報を届けられるかが、各校の死活問題になっています
出典: 中央教育審議会「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について(中間まとめ)」(2024年)
私立大学の半数超が、定員割れです。
日本私立学校振興・共済事業団によると、令和6年度は入学定員充足率が98.19%と初めて100%を割り込み、定員割れの私立大学は59.2%と過去最悪でした。令和7年度は18歳人口の一時的な増加で53.2%へ改善したものの、事業団は2027年以降の再減少に言及しており、入試広報の効率化は先送りできません
それでも、進学は当たり前です。
文部科学省の学校基本調査によると、高校卒業者の約85%が大学・短大・専門学校などの高等教育機関へ進学します(大学は58.6%)。全国に大学は812校あり、在学者は297万人と過去最多。学校選びは全高校生の関心事で、その入口の問い合わせが各校に集中します
問い合わせは、夜間・休日に集中します。
楽天インサイトの調査では、電話対応業務のある中小企業の64.4%が「電話対応に課題がある」と回答し、利用者側の調査でも問い合わせの61.1%が電話以外を利用していました。繁忙期に集中する電話を、限られた入試広報の人員だけで受けきるのは困難です
出典: 楽天インサイト「中小企業の電話対応に関する実態調査」(2023年) / モビルス「お客さま窓口の利用実態調査2024」

「18歳人口はピークから半減しさらに減る × 私立大の半数超が定員割れ × 進学率は約85%で問い合わせは各校に集中 × 繁忙期は電話が集中して取りこぼす」——これらが重なった結果、24時間の一次受けを担うチャットボットが、大学・専門学校で有効な選択肢になっています。
電話・資料請求フォームとの比較

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| 電話対応 | 予約・資料請求フォームのみ | AIチャットボット | |
|---|---|---|---|
| オープンキャンパスの予約 | 受付時間内のみ・繁忙期は取りこぼし | 24時間可だが入力が長く離脱も | 対話で空き枠案内から予約まで |
| 入試方式・学費・奨学金の質問 | 担当部署が個別対応・繁忙期は待たせる | 一方通行でその場で答えは返らない | 定型質問に即答・深い相談は有人へ |
| 資料請求・出願前相談の導線 | 口頭案内のみで記録が残らない | 資料請求はできるが相談は別導線 | 請求・相談予約・出願案内へ誘導 |
| 在学生の定型問い合わせ | 学生課の窓口・電話に集中 | FAQを自力で探す必要 | 24時間で一次回答し窓口を軽く |
| 月額費用の目安 | 人件費に含む | 無料〜システム利用料 | 数千円〜数万円 |
※AIチャットボットは個別の進路相談や合否判断の代替ではなく「定型的な質問への回答と予約・相談の一次受付」です。込み入った進路相談や個別事情はスタッフが対応し、オープンキャンパス予約・学費や入試方式の案内・資料請求といった定型的な対応をチャットボットが担う、という併用が現実的です。判断が必要な相談は有人へ確実に引き継ぐ設計にします。
大学・専門学校での活用シーン
- オープンキャンパス・学校見学の予約 — 日程や参加内容を聞いて、空き枠の案内から予約まで24時間受付
- 入試・学費・奨学金の質問対応 — 入試方式、出願期間、学費、奨学金、寮といったよくある質問に即答(深い相談は有人へ)
- 資料請求・出願前相談の一次受付 — 興味のある学部・学科を聞いて、資料請求や個別相談の予約へ誘導
- 在学生の定型問い合わせ対応 — 履修登録、証明書の発行、各種手続き、学内の窓口案内などに24時間回答し、学生課の負担を軽減
失敗しない選び方のチェックポイント
- 予約・相談につなげられるか — 会話からオープンキャンパス予約や資料請求、個別相談の一次受付まで運べるか。受験生の関心を取りこぼさない核です
- 入試・学費の情報を正しく案内できるか — 入試方式や学費、奨学金といった間違えられない情報を、正確に案内できる会話を設計できるか
- 受験と在学生の両方に使えるか — 入試広報(受験生向け)と学生課(在学生向け)の両方の問い合わせを整理して受けられるか
- LINEで動くか — 高校生・保護者が使いやすいLINE上で、質問から予約・その後の連絡までできるか
- 運用を任せられるか — シナリオ作成と公開後の改善を事業者が代行してくれるか。費用体系も確認
よくある質問(FAQ)
Q. 資料請求フォームや予約サイトがあれば、チャットボットは不要では?
A. 役割が違います。フォームは入力が長く途中離脱も多く、その場で疑問に答えられません。チャットボットは、入試方式や学費の質問に答えながら、オープンキャンパス予約や資料請求へ会話の流れで誘導できます。夜間・休日に集中する問い合わせを取りこぼさない点が効きます。
Q. 個別の進路相談や合否の判断もするのですか?
A. しません。合否や個別の進路判断は担当者が行います。チャットボットは入試方式・学費・日程といった定型的な案内と、予約・相談の一次受付に限定し、込み入った相談は有人対応へ引き継ぐ設計にします。
Q. 在学生向けにも使えますか?
A. 使えます。履修登録や証明書発行、各種手続きの案内、窓口の場所や受付時間といった在学生の定型問い合わせに24時間対応し、学生課の窓口・電話の負担を軽減できます。
Q. 設定は自分でやる必要がありますか?
A. サービスによります。運用代行型(フルマネージド)なら、質問リストの整理から公開後の回答改善まで事業者が代行します。
まとめ: 限られた受験生を、24時間の窓口で取りこぼさない
18歳人口はピークから半減し、さらに減っていきます。私立大学の半数超が定員割れし、令和6年度には入学定員充足率が初めて100%を割り込みました。今年度は一時的に改善したものの、2027年以降の再減少が見込まれるなか、限られた受験生に確実に情報を届け、問い合わせを取りこぼさないことが各校の生命線です。オープンキャンパスの予約や入試・学費の質問に24時間その場で答え、資料請求・出願前相談へつなぐAIチャットボットは、繁忙期に集中する問い合わせをさばく「もう1人の入試広報スタッフ」です。入学後も学生課の定型対応を担い、限られた職員を個別支援に振り向けられます。
北陸(福井・石川・富山)で大学・専門学校の入試広報・学生対応をお考えなら、シナリオ構築から公開後の改善までを代行する運用代行型(フルマネージド)「LIENS BOT」をご検討ください。LINE公式アカウントでそのまま動き、14日間の無料トライアル(クレジットカード登録不要)で、自校の問い合わせがどこまで自動化できるかをお試しいただけます。
関連記事: 学習塾・スクール版 導入ガイド / プログラミングスクール版 導入ガイド / 予約自動化ガイド
出典一覧
- 中央教育審議会「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について(中間まとめ)」(2024年・18歳人口 1966年約249万人→2023年約110万人→2040年約82万人)
- 日本私立学校振興・共済事業団「令和7(2025)年度 私立大学・短期大学等 入学志願動向」(令和6年度 充足率98.19%・定員割れ59.2%/令和7年度 53.2%)
- 文部科学省「令和7年度 学校基本調査(確定値)」(高等教育機関進学率約85%・大学58.6%・大学812校・在学者297万人)
- 楽天インサイト「中小企業の電話対応に関する実態調査」(2023年・電話対応に課題64.4%)
- モビルス「お客さま窓口の利用実態調査2024」(問い合わせの61.1%がノンボイス)
チャットボットは地域の補助金・業種特性によって最適な使い方が変わります。都道府県別のAIチャットボット導入ページでは、各地の支援制度や業種別の会話デモを紹介しています。