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WordPressのSEO設定ガイド:公開前に整えたい6つの基本設定

WordPressのSEO設定ガイド:公開前に整えたい6つの基本設定

WordPressはインストールしただけではSEOに強くならず、パーマリンク・SEOプラグイン・XMLサイトマップ・meta descriptionなど、公開前に整えておくべき設定がいくつかあります。難しい専門知識は不要で、ほとんどが管理画面から数分で終わる設定です。

まずは最低限の6項目を押さえるところから始めれば、検索エンジンに正しく内容を伝えられるサイトになります。

目次

  1. WordPressのSEO設定とは(定義)
  2. なぜ今、WordPressのSEO設定を見直す必要があるのか
  3. WordPressのSEO設定 状態別比較
  4. 実際に確認したい6つの設定手順
  5. 失敗しないSEOプラグインの選び方
  6. よくある質問(FAQ)
  7. まとめ: WordPressのSEO設定は「公開前の6項目」から

WordPressのSEO設定とは(定義)

WordPressのSEO設定とは、パーマリンク構造やmeta description、XMLサイトマップなど、検索エンジンにサイトの内容を正しく伝えるための管理画面上の設定を指します。WordPress自体にも最低限の仕組みは備わっていますが、初期状態のままでは検索エンジンに情報が伝わりにくい部分が残るため、公開前に一通り見直しておく必要があります。

難しいコードを書く必要はなく、SEOプラグインを併用すれば管理画面の入力欄を埋めていくだけで済む設定がほとんどです。ただし「プラグインを入れただけ」で満足してしまい、肝心の項目が空欄のまま公開されているケースも少なくありません。

なぜ今、WordPressのSEO設定を見直す必要があるのか

WordPress用SEOプラグインの利用はすでに一般的です。

WordPress公式プラグインディレクトリでは、代表的なSEOプラグイン「Yoast SEO」の有効インストール数が1,000万以上、「All in One SEO」も300万以上に達しています(出典: WordPress.org「Yoast SEO」/WordPress.org「All in One SEO」)。導入自体は当たり前になっている一方、項目を埋めずに使っているサイトも多く見られます。

表示速度が1秒から3秒に伸びるだけで、離脱の確率は32%上昇します。

Googleが126カ国・約90万件のモバイルランディングページを分析した調査では、読み込みに3秒以上かかるページはモバイル訪問者の53%が離脱すると報告されています(出典: Google(Think with Google)「Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed」)。表示速度に関わるプラグインの選び方や画像の扱いも、SEO設定と切り離せません。

自然検索(オーガニック検索)は依然としてWebサイト集客の中心的な経路です。

米国のSEO調査会社BrightEdgeの分析では、Webサイト全体のトラフィックのうち53%が自然検索経由と報告されています(出典: BrightEdge「Organic Share of Traffic Increases to 53%」)。海外・全業種を対象にした2019年の集計で日本の中小企業に限った数字ではありませんが、検索経由の流入が軽視できない比重を占めることを示しています。

WordPressの初期設定は、そのままだと検索エンジンに不利な部分が残ります。

たとえば標準のパーマリンク構造は「?p=123」のような形式で、URLから内容が読み取れません。Googleも検索セントラルのガイドラインで、URLを分かりやすい構造にすることを推奨しています

出典: Google検索セントラル「URL構造に関するベスト プラクティス」

モバイルページの読み込み時間別・離脱確率の上昇率。1秒を基準に、3秒で+32%、5秒で+90%、6秒で+106%、10秒で+123%上昇する
ページ表示速度と離脱確率の関係(出典: Google「Think with Google」Mobile Page Speed New Industry Benchmarks 2017年2月をもとに作成)

数字だけを見ると難しそうに感じますが、影響が大きい割に設定自体はどれも管理画面から数分で終わるものばかりです。問題は「知らないまま初期設定を使い続けてしまう」ことにあります。

WordPressのSEO設定 状態別比較

初期設定のまま・プラグインを入れただけ・体系立てて設定(推奨)の比較。パーマリンク構造・タイトルとmeta description・XMLサイトマップ・表示速度と画像altの4項目で比較し、体系立てて設定(推奨)がfocal
WordPressのSEO設定 状態別比較(「入れただけ」で終わらせないための6項目)

WordPressサイトの多くは、次の3段階のどこかに当てはまります。どこまで設定できているかを確認してみてください。

← 横にスクロールできます →

設定項目 初期設定のまま プラグインは入れたが未設定 体系立てて設定済み(推奨)
パーマリンク構造 「?p=123」など内容が読み取れないURL 変更に気づかず初期設定のまま 投稿名ベースの分かりやすいURLに変更済み
タイトル・meta description 全ページ共通のサイト名のみ プラグインの入力欄が空欄 ページごとに内容を要約した文言を設定
XMLサイトマップ 生成されていない 自動生成されているが未送信 生成し、Search Consoleに送信済み
画像のaltテキスト 未入力 一部のページのみ入力 主要ページの画像に説明文を入力
表示速度対策 未対策 プラグイン任せで確認していない 画像圧縮・キャッシュ設定を確認済み
見出し・内部リンク構造 h1・h2が整理されていない 一部のページのみ整理 h1は1つ、関連ページへの内部リンクを設置

※SEOプラグインを入れること自体はどのサイトでも同じスタートラインです。差がつくのは、そのあと各項目を実際に埋めているかどうかです。

実際に確認したい6つの設定手順

  1. パーマリンクを「投稿名」に変更する — 「設定」→「パーマリンク設定」から、URLに内容が反映される形式に変更します。すでに公開済みのサイトで変更する場合は、リダイレクト設定も忘れずに行います。
  2. SEOプラグインを導入し、タイトル・meta descriptionを埋める — Yoast SEOやAll in One SEO、日本語サイトであればSEO SIMPLE PACKなどを導入し、主要ページごとに個別の文言を設定します。
  3. XMLサイトマップを生成し、Search Consoleに登録する — 多くのSEOプラグインは自動でサイトマップを生成できます。生成したURLをGoogle Search Consoleに送信し、インデックス状況を確認できるようにします。
  4. 画像にaltテキストを入力する — 画像の内容を簡潔に説明する文言を入れることで、画像検索や表示速度低下時の代替表示にも対応できます。
  5. 表示速度を確認し、必要な対策を行う — 画像の圧縮やキャッシュ系プラグインの導入で、読み込み速度の改善を図ります。
  6. 見出し構造と内部リンクを整理する — 各ページのh1は1つに絞り、関連する記事やページへの内部リンクを設置します。

失敗しないSEOプラグインの選び方

  • 日本語での情報が豊富か — 設定でつまずいたときに、日本語の解説記事やサポートが見つかりやすいか
  • 更新頻度が高いか — WordPress本体やPHPのバージョンアップに追従してアップデートされ続けているか
  • 機能が重複していないか — 複数のSEOプラグインを併用すると、meta descriptionなどの出力が競合することがあるため、基本は1つに絞る
  • 表示速度への影響 — 高機能なプラグインほど処理が増え、表示速度に影響することがあるため、必要な機能に絞って使う

よくある質問(FAQ)

Q. SEO設定をすれば、すぐに検索順位が上がりますか?
A. すぐには反映されません。ここで紹介した設定は、検索エンジンにサイトの内容を正しく伝えるための土台づくりです。順位は記事の内容や競合状況など他の要因にも左右されるため、設定と並行してコンテンツの充実も必要です。

Q. SEOプラグインは何を選べばいいですか?
A. WordPress公式ディレクトリで導入実績の多いYoast SEOやAll in One SEO、日本語での情報が探しやすいSEO SIMPLE PACKなどが代表的です。1つのサイトで複数を併用すると出力が競合するため、いずれか1つに絞って使うことをおすすめします。

Q. パーマリンクを後から変更しても大丈夫ですか?
A. 変更自体は可能ですが、公開済みのページのURLが変わるため、旧URLから新URLへのリダイレクト設定が必要になります。設定しないと、検索結果や外部サイトからのリンクが404エラーになってしまいます。

Q. 表示速度が遅い場合、まず何をすればいいですか?
A. 画像サイズの圧縮とキャッシュ系プラグインの導入から始めるのが一般的です。改善しない場合は、テーマやプラグインの数が多すぎないか、レンタルサーバーのスペックが十分かも確認します。

まとめ: WordPressのSEO設定は「公開前の6項目」から

WordPressのSEO設定は、パーマリンク・SEOプラグインの導入・XMLサイトマップ・画像のaltテキスト・表示速度・見出し構造の6項目を押さえることが出発点です。どれも管理画面から完結する作業で、専門知識がなくても一つずつ対応できます。

「設定項目は分かったけれど、自分たちだけで一通り整えられるか不安」という場合は、構築から公開後の見直しまで相談できる制作会社に頼るのも一つの方法です。liensでは、WordPressサイトの制作・SEO設定を含めたホームページ制作の相談を受け付けています。

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